1都3県 築後30年以上経過したマンションに関する分析データ Mansion Data

 1都3県における
 築後30年以上経過したマンションに関する分析データ


         
株式会社マンションデータサービス(2007年5月調べ)        
1都3県に所在する築後30年以上経過した分譲マンション(1976年12月以前の竣工)を対象に、その件数・戸数を明らかにするとともに所在状況の特性等をまとめました。
※数値データ、グラフは各項目をクリックしてください。
件数と戸数 築30年以上のマンションは1都3県に4,700件、391,000戸
全体に占める割合は件数べースで10%、戸数ベースは15%
1物件の平均規模は82戸、全体の58戸を大きく上回る
3県(神奈川県、埼玉県、千葉県)は団地タイプが多く平均規模は100戸以上
地域別の比率 東京集中の傾向が強く、その割合は件数で66%、戸数は51%
東京都の件数は3,100、シェアは66%で全体比(55%)を11%上回る
千葉県は大型物件が多く戸数ベースで全体比(13%)を上回る16%のシェア
規模の比率 総戸数90戸以上は戸数ベースは64%(件数ベース21%)
規模30戸未満は東京都に集中し、そのシェアは件数ベースで74%を占める
規模90戸以上の大型タイプは3県に分散し、件数で東京都を上回る
竣工数の推移 5年ごとにみると築30〜35年未満が6割を占める
そのほとんどは昭和40年代後半の急成長期の物件
築40年以上のマンションは300物件、22,000戸、建て替え進行中物件も含まれる
分譲主の特性 公団・公社が多く、件数は8%も戸数では31%を占める
民間会社の分譲物件は件数ベースで92%、事業者数は800を超える
分譲数はニチモ、秀和、ナカノフドー、東急グループ、日商岩井、永谷建物が上位
5年後の状況 5年後、件数ベースでは134%伸び、2.3倍の増
埼玉県は件数ベースで3倍、戸数ベースは2倍の増
大型物件が減少し、平均規模は82戸から67戸に
管理形態 半数強が自主管理方式を採用(東京都)
東京都において管理形態が捕捉できた1,336物件について調べたところ、半数強が自主管理方式を採用していることが分かりました。

 今回の分析においては、件数ベースと戸数ベースによる双方の数値を併記しました。築30年を超えるマンションには団地形式の大型物件が多いことから、件数、戸数の数値に極端な差異が見られるからです。双方の数値を比較し、ご判断いただけるよう願っています。
 築30年を超えるマンションにおいては、「長命化」もしくは「建て替え」の選択肢の中からいづれかの選択に迫られます。しかし「建て替え」には居住者による合意が前提になることや、余剰の容積率の有無が条件になるなど、実現には厳しい条件があります。とはいえ大多数のマンションは否応なく「長命化」への対策を講じる必要に迫られます。こうした状況下において、当分析データが施策の立案に役立つことができれば幸せです。